セボン日本茶コンクール グランプリ
微醗酵茶『琥白』がグランプリを獲得し、フランスより表彰状が送られました。 六月、パリで開催された「第4回 セボン ル ジャポン」において日本茶コンクールが開催され、琥白は5つのカテゴリー中「その他」の部門でグランプリを受 […]
秋の気配
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども・・・」武蔵野の九月といえば、この和歌のとおり 厳しい残暑なのに、今年はすっかり空気が切り換わりました。 水不足 → 長雨、低温 → 猛暑、日照り → 日照不足と あわただ […]
満を持しての「白茶」火入れ
八月末、季節が大きく変わりつつあります。気温の変化により人の嗜好がうつろい、そして熟成の進行により 茶の香気が鮮やかさを増す時季を迎えます。 製茶してから、ずっと保管してあった「白茶」の再製に取りかかりました。萎凋香が本 […]
古都の喫茶室part2 〜 京都
千年の都 京都。インバウンド向けだけではなく、伝統的で かつ新たな喫茶スペースが創り出されていました。 関西に残る建築物「町屋」。ここ十年くらいでしょうか、そんな町屋を再生した飲食処が登場し、繁華街から離れているにもかか […]
古都の喫茶室 〜 心樹庵 in 奈良市
関西ならではの喫茶室にて、古都での茶を満喫してまいりました。 今回 上洛の主題は坂田完三先生にお会いすること。そして桑原善助商店を訪問すること。ありがたくも 平安清昌氏の京焼き工房の見学まで実現し、この上なく満ち足りた旅 […]
憧れの萎凋香博士 坂田完三 京大名誉教授
釜炒り製微醗酵茶をつくりを始めて満6年。もし国内に「師」と呼べる人があるなら、京都大学名誉教授 坂田完三先生・・・ この人以外にありません。 最初にめぐりあったのは講演要旨集「お茶の魅力は香りから〜香りの魅力と多様性」。 […]
宇治抹茶の世界part2 〜 桑原善助商店
宇治抹茶問屋の老舗 桑原善助商店は宇治市木幡の住宅街に静かにたたずんでいました。 以前は辺り一面茶畑だったのが、今や完全な住宅地になってしまったそうです。JR・近鉄両駅からの徒歩圏内にあり、京都駅まで20分以内の利便性ゆ […]
宇治抹茶の世界〜桑原秀樹さん
世界中でブームの“Green Tea”。特にもてはやされているのが抹茶です。抹茶の本場といえば宇治。縁あって、宇治抹茶の一端を学んできました。 先週末 関西へ行く機会があり、『日本茶AWARD』主催者代表であり、宇治抹茶 […]
ジキルとハイド 太平猴魁(たいへいこうかい)
中国産緑茶「太平猴魁」。とびっきり個性的な外観を写真で見て以来、ずっと憧れていました。ついに そのときが・・・! ちょうど釜炒り製半醗酵茶づくりを始めた頃、手当り次第に購入した台湾・中国茶本の一つ、菊池和男 […]
夏本番
梅雨明け宣言、終業式、かみなり、夕立、せみしぐれ・・・ 全てがそろい、武蔵野は夏本番。長期予報通りの暑い夏を迎えています。 問題は水。確かに新茶前の4月からまとまった降雨がなく、春芽を通じて雨天は1日だけでした。しかも […]