新茶手摘み野木園やぶきた萎凋香

野木園手摘み茶「ふくみどり」「ゆめわかば」の次はオーソドックスな「やぶきた」。萎凋に向かないと言われますが、経験上そのように感じたことはありません。濃厚な滋味と軽やかな萎凋香の取り合わせは最高の取り合わせです。

令和7年新茶初摘み 

いよいよ狭山新茶初摘みが始まりました。正直、まだ可愛らしすぎるほどの若い新芽ですが・・・ ひたすらに新茶の鮮度と萎凋香が楽しめる荒茶が完成しました。令和7年度の新茶は上々の立ち上がりです。

青心ターパン緑茶 ~ 台湾春茶研修 Part2

長生製茶廠の春茶第1号は青心ターパンの手摘み緑茶・・・ 手摘みの緑茶からのスタートは例年通りながら、今年は5日ほど遅れているそうです。香気が素晴らしい・・・ なぜ屋内萎凋だけで、これほどまでの萎凋香が発揚するのでしょうか?  ちなみに予約だけで完売だそうです。

令和6年度正月新茶

今年度の正月新茶が完成しました。冬の訪れが遅い今年ですが、茶葉に秘められた萎凋香のコンデションは最高潮を迎えています。使用した原材料は「やぶきた」3種類「ふくみどり」2種類そして「むさしかおり」・・・ すべて萎凋香を持った荒茶ばかりです。

令和6年度炭火入れ狭山茶

冬の季節商品『昔仕立て炭火入れ狭山茶』~「さやまみどり」に備長炭火入れを施した、寒い季節にふさわしい狭山茶です。水色は山吹色。抽出液には尖ったものが皆無。のどを通るときも、口中の余韻もとってもスムース。優しい火入れ香を感じます。萎凋が良好だったためでしょうか? 

紫にほふ

「紫にほふ」とは武蔵野にかかる枕詞です。今期 生産された中で、最高品質の萎凋香を単品・生一本でお届けするという趣旨で企画した『紫にほふ』・・・ 野木園の手摘み茶からチョイスした「ゆめわかば」「やぶきた」「ふくみどり」3品種が対象です。

夏の季節商品『生の味 荒茶』

武蔵野では梅雨明けより、猛烈な暑さが続きます。例年、この時季には季節商品『生の味荒茶』を仕上げています。火香を感じないため、暑い時期にも飲みやすく、萎凋香の後味がスッキリさを演出・・・ 水出し煎茶に真向きな狭山茶です。

荒茶の値付け

仲買さんと二人、春芽荒茶の値付けを実施。 ふくみどり、ゆめわかば、むさしかおり、ほくめい等、計7種類・・・ 外観チェック、急須による二煎目までの試飲を行いました。

吉田山大茶会に向けて ~ 手揉み茶

全国手揉み茶振興会認定 師範の製茶した手揉み茶を、吉田山大茶会にて販売します。実は、品評会出品茶の出物なのですが、イベントに手揉み茶を持参するのは初めて・・・どんな反響がありますでしょうか?

新茶手摘み ~ 野木園やぶきた煎茶

煎茶で最も構成比率の高いの中心品種といえば「やぶきた」をおいて他にありません。「やぶきた種は萎凋に向かない」との芳しくない評価が一部にはあるけれども、少なくとも狭山の「やぶきた」には当てはまらないと感じています。特に野木園やぶきたは萎凋香の有無で評価が全く変わります。香りだけでなく、味にも大きな差が生じます。