釜炒り製緑茶「ふくみどり」

今年度の日本茶AWARDの審査結果が発表され、「釜炒り製緑茶ふくみどり」が審査員奨励賞を受賞しました。受賞茶は『紫にほふ釜炒り製緑茶ふくみどり』として販売します。現在再製中で、11月1日から始まる「喫茶去」でのデビューを計画しております。

夏芽の荒茶の評価

夏芽荒茶の値付け作業が終了しました。春芽と異なり、夏芽は香味の起伏に乏しく、新たなチャームポイントを見出す楽しみはほとんどありません。それでも夏芽以降の製造茶行わない狭山においては、茶産地狭山の底辺を支える大切な煎茶です。今年も上質の荒茶がそろいました。高温多湿の梅雨空のもと、製造に携わった生産家の皆さんに感謝です。

季節商品『秋新茶』用の火入れ作業

季節商品『秋新茶』用の再製を行いました。使用するのは「やぶきた」「ふくみどり」「ゆめわかば」3品種5種類の原材料。もちろん、生茶葉に萎凋香処理を施した荒茶だけを使用しています。

新茶 ほんのり火入れ香煎茶『白萩』 ~ ニュートラルな狭山茶

 萎凋香も鮮烈な火香もない、狭山煎茶の正統派煎茶『白萩』に新茶が登場しました。入間市根通り地区でも最高のエリアと称される地区から産出した荒茶を使用。素材そのものが抜群の資質を備えているので、穏やかな火入れ香を添えるだけ。渋みのほとんどない、端正な旬の味です。

新茶手摘み野木園やぶきた萎凋香

野木園手摘み茶「ふくみどり」「ゆめわかば」の次はオーソドックスな「やぶきた」。萎凋に向かないと言われますが、経験上そのように感じたことはありません。濃厚な滋味と軽やかな萎凋香の取り合わせは最高の取り合わせです。

令和7年新茶初摘み 

いよいよ狭山新茶初摘みが始まりました。正直、まだ可愛らしすぎるほどの若い新芽ですが・・・ ひたすらに新茶の鮮度と萎凋香が楽しめる荒茶が完成しました。令和7年度の新茶は上々の立ち上がりです。

青心ターパン緑茶 ~ 台湾春茶研修 Part2

長生製茶廠の春茶第1号は青心ターパンの手摘み緑茶・・・ 手摘みの緑茶からのスタートは例年通りながら、今年は5日ほど遅れているそうです。香気が素晴らしい・・・ なぜ屋内萎凋だけで、これほどまでの萎凋香が発揚するのでしょうか?  ちなみに予約だけで完売だそうです。

令和6年度正月新茶

今年度の正月新茶が完成しました。冬の訪れが遅い今年ですが、茶葉に秘められた萎凋香のコンデションは最高潮を迎えています。使用した原材料は「やぶきた」3種類「ふくみどり」2種類そして「むさしかおり」・・・ すべて萎凋香を持った荒茶ばかりです。

令和6年度炭火入れ狭山茶

冬の季節商品『昔仕立て炭火入れ狭山茶』~「さやまみどり」に備長炭火入れを施した、寒い季節にふさわしい狭山茶です。水色は山吹色。抽出液には尖ったものが皆無。のどを通るときも、口中の余韻もとってもスムース。優しい火入れ香を感じます。萎凋が良好だったためでしょうか? 

紫にほふ

「紫にほふ」とは武蔵野にかかる枕詞です。今期 生産された中で、最高品質の萎凋香を単品・生一本でお届けするという趣旨で企画した『紫にほふ』・・・ 野木園の手摘み茶からチョイスした「ゆめわかば」「やぶきた」「ふくみどり」3品種が対象です。