手摘みゆめわかば微醗酵茶

手摘み「ゆめわかば」微醗酵茶の再製に取り掛かりました。萎凋工程も良好だったようで、褐変もなく、手間知らずでした。緑色を帯びた茶葉がよくわかります。従来の50%増しの火入れを施すことができるほど、外観・内質共に充実した、別嬪さんに仕上りました。

蒸し製ゆめわかば

はさみ摘み、蒸し製ゆめわかばの再製を実施しました。香味に透明度が髙く、この上なく好ましい品質に仕上りました。『Single Origin Tea 煎茶ゆめわかば』として販売します。

ゆめわかばの日

「ふくみどり」と共に狭山茶の上級クラスを担う品種「ゆめわかば」。煎茶・醗酵茶ともに、極めて良好な内質の新茶となりました。今年度の品質は過去最高の水準かもしれません。

新茶手摘み・萎凋香体験 ~ 煎茶ふくみどり

女子栄養大学、金子嘉徳教授とゼミ生30名の皆さんが茶摘み体験に参加されました。ふくみどり生茶葉から生じる萎凋香はほとんど果実のよう・・・!台湾やスリランカのものと比べ、葉肉の薄い日本茶品種は萎凋香の発揚が極めて早いので、新茶の理解には有効な体験だと思います。

新茶初摘み ~ 釜炒り製ふくみどり

令和6年度の新茶摘採がスタート、第一弾は「ふくみどり」野木園・・・ 釜炒り製微醗酵茶に加工します。美しい荒茶が誕生しました。渋みのない、ドッシリとした味。なにより鮮烈な花香が嬉しい! 幸先の良い新茶のスタートとなりました。

新芽の生長

狭山新茶の季節、一面に新芽の若緑色がそろい、初摘みが直前に迫ってきました。この5日間の生長には目を見張ります。今週中にも手摘みが始まりそうです。

金萱 ~ 台湾桃園 烏龍茶研修 Part2

台湾桃園、長生製茶廠での研修・・・ 台茶12号「金萱(きんせん)」の烏龍茶製造です。この日は、この日は摘採時も萎凋時も花曇りで、烏龍茶製造には最高の条件がそろっていました。完成した荒茶には、品種固有の乳香があり、その奥に花香がかおり、シナモンフレーバーが口中を支配します。最高の烏龍茶製造に立ち会うことができました。

耐寒色の茶葉

先週になって、赤紫色に色を変えた茶葉が目立ってきました。待ってました、茶葉の耐寒色の発生です! 弊社先代が「耐寒色の発生した年の新茶は出来が良い」と話していたのを覚えています。三月中旬から暖冬が一変、狭山茶業者にとっては朗報です。

萎凋香アンソロジー(私香集)~ Japan Tea Festival にむけてPart 4

備前屋自園で栽培している「ふくみどり」「おくむさし」「みなみさやか」「ゆめわかば」全品種の微醗酵茶+「ゆめわかば」の釜炒り製緑茶&煎茶・・・ 6種類の一煎パック詰合せです。備前屋のこだわりが凝縮した最高の萎凋香狭山茶の詰め合わせを50セット用意しました。ジャパンティーフェスティバルにて販売いたします。