新茶手摘み ~ 釜炒り製ゆめわかば
手摘み二日目、芽揃いが均一な区画を求め、ゆめわかば野木園に取り掛かります。品種固有の乳香の奥に、明らかな果実香が響きます。このうえなく透明度が高く、濃厚な味はこの品種で初めて体験するのど越しです。台湾研修の成果でしょうか?
新茶初摘み ~ 釜炒り製ふくみどり
令和6年度の新茶摘採がスタート、第一弾は「ふくみどり」野木園・・・ 釜炒り製微醗酵茶に加工します。美しい荒茶が誕生しました。渋みのない、ドッシリとした味。なにより鮮烈な花香が嬉しい! 幸先の良い新茶のスタートとなりました。
新芽の生長
狭山新茶の季節、一面に新芽の若緑色がそろい、初摘みが直前に迫ってきました。この5日間の生長には目を見張ります。今週中にも手摘みが始まりそうです。
台北 ~ 台湾桃園 烏龍茶研修 Part4
台湾最終日は台北市内へ。迪化街近郊の古い町並み、ランドマークの「台北101」・・・ かって原宿にあった、同潤会青山アパートメントを思い起こす集合住宅を発見しました。土産に購入したパイナップルケーキは”Formosa” = 蓬莱島にふさわく、台湾らしい煌びやかなパッケージが好評でした。
青心ターパン ~ 台湾桃園 烏龍茶研修 Part3
麗しき台湾烏龍茶「東方美人」の主材料「青心ターパン」の烏龍茶。微動だにしないほどにドッシリとした滋味に支えられ、口中には花香と果実香の入り混じった、鮮やかな香気が響きます。完璧な醗酵技術のなせる技でしょう! 華やかな烏龍茶が仕上がりました。
金萱 ~ 台湾桃園 烏龍茶研修 Part2
台湾桃園、長生製茶廠での研修・・・ 台茶12号「金萱(きんせん)」の烏龍茶製造です。この日は、この日は摘採時も萎凋時も花曇りで、烏龍茶製造には最高の条件がそろっていました。完成した荒茶には、品種固有の乳香があり、その奥に花香がかおり、シナモンフレーバーが口中を支配します。最高の烏龍茶製造に立ち会うことができました。
台湾桃園 烏龍茶研修 Part1
昨年に引き続き、台湾の桃園にやってまいりました。前年度つくった醗酵茶の批評をもらい、指導を仰いでいます。例年かなり厳しい評価ながら、今回は初めてお褒めの言葉をいただき、まさに有頂天です。
耐寒色の茶葉
先週になって、赤紫色に色を変えた茶葉が目立ってきました。待ってました、茶葉の耐寒色の発生です! 弊社先代が「耐寒色の発生した年の新茶は出来が良い」と話していたのを覚えています。三月中旬から暖冬が一変、狭山茶業者にとっては朗報です。
ダージリン ナムリン茶園ファーストフラッシュ
お茶会に参加した紅茶ショップ経営者のとっておき、2021年産ナムリン茶園ファーストフラッシュ。オレンジ、ミントなど様々な香気成分を含んでおり、実に豊かな味わい・・・ まさしく「ビンテージもの」!でした。
台湾烏龍茶の最高峰「大禹嶺(だいうれい)」
台湾烏龍茶の最高峰「大禹嶺(だいうれい)」・・・ 初めてテイスティングする機会を得ました。深緑色が美しい濃緑色の小振りな球状烏龍茶。良質なメントール香が支配する口中に鮮やかな香気が立ち昇ります。濃厚なのに清涼感に溢れた さわやかな後味は初めての体験です。