琥白用「ふくみどり」の仕上げ

年内最後の微醗酵茶を再製しました。使用した原材料は間市新久地区産ふくみどり・・・成熟した新芽を多く含む原材料。秀でた萎凋香の発揚特性と相まって、最上級の内質を現出しています。

和紙の交換

微醗酵茶の火入れに使用する焙茶機の和紙を交換しました。今まで使用していた和紙はすっかりカフェオレ色に日焼け。表面にはしわが寄り、目に沿って所々に穴が開いています。交換のタイミングは前回の11ヶ月から7ヶ月へと早まっており、火入れ頻度は年々高まっています。

霜の季節

連日、早朝の気温は氷点下を表示、茶園は降霜で真っ白に・・・。摘芯の済んだ茶葉に描かれた霜の具合が表情豊かで、見応えがあります。年間の気温差が大きいど、良好な萎凋香が期待できます。冬らしい季節の訪れを期待しています。

炭火入れ見学会

年末前の恒例イベント「感謝祭」では、コロナウィルス禍後、最高の人出でした。工場見学では、実際に備長炭を使用してに加熱処理を施す『炭火入れ狭山茶』の火入れ工程をご覧いただきました。

令和6年度正月新茶

今年度の正月新茶が完成しました。冬の訪れが遅い今年ですが、茶葉に秘められた萎凋香のコンデションは最高潮を迎えています。使用した原材料は「やぶきた」3種類「ふくみどり」2種類そして「むさしかおり」・・・ すべて萎凋香を持った荒茶ばかりです。

煎茶と微醗酵茶~「ふくみどり」飲比べ会

今週末開催の「感謝祭」で、製茶法の違いによる「ふくみどり」の飲み比べを実施します。同じ茶園から生まれた茶が、製法でこれほどまでに嗜好が変わるのは驚きです。お茶の奥深さを感ぜずにはおれません。機会のある方は感謝祭でお試しになりませんか?予約は不要です。

令和6年度炭火入れ狭山茶

冬の季節商品『昔仕立て炭火入れ狭山茶』~「さやまみどり」に備長炭火入れを施した、寒い季節にふさわしい狭山茶です。水色は山吹色。抽出液には尖ったものが皆無。のどを通るときも、口中の余韻もとってもスムース。優しい火入れ香を感じます。萎凋が良好だったためでしょうか? 

所沢お茶フェス

今年最後のお茶イベント「喫茶来 TOKOROZAWA TEA FES 2024」に出店しました。初日は、この時期に珍しく雨の一日となってしまいましたが、多くの方にお越しいただきました。夕焼け空には二日月と金星が輝いており、3日間のイベントの最後を飾るにふさわしい情景でした。

ミュージカル アナと雪の女王

ミュージカル「アナと雪の女王」を観てきました。この作品について知っているのは挿入歌 ”Let It Go” だけ。薄暗かった宮殿の装飾が一斉に照明に照らされ、伸びやかな声が響き渡ります。気づいたら両腕に鳥肌が立ち、それ以来、耳の奥では  ”Let It Go” がリフレインしています。

ジャパンティーエクスポ’24

今回から名称が変更された『ジャパンティーエクスポ』に出店しました。毎年白茶を欠かさず購入される方もご来店。リクエストに応じて、テイスティング用に茶を淹れまくった2日間でした。