雪の茶園

久し振りのお湿り、一年ぶりの降雪・・・ 茶樹には雪が載り、雑木林の枯れ枝も雪化粧を始めました。1月に一度降水があったきり、一ヶ月振りのお湿りです。茶園にとって、雪は雨よりも水持ちが良いので効果絶大。しかも越冬する害虫も減ると言われております。

琥白の合組 ~ 5品種・7種類の微醗酵茶

ゆめわかば、むさしかおり、さやまみどり、かなやみどり、ふくみどり・・・ 今回の『琥白』の合組には5品種・7種類の仕上げ品を組み合わせています。穏やかな琥珀色の抽出液には、微醗酵茶それぞれの個性が溶け込んでいます。

微醗酵茶かなやみどり

「かなやみどり」種を微醗酵茶『琥白』用に再製。昭和45年に農林登録された歴史ある品種。在来種の特質を留めており繊維質が多く、微醗酵茶としては仕上に手間のかかる品種です。その代わり とびっきりの個性を持っているものがあり、それゆえ令和の現在まで改植されずに生産が継続されているのだと納得。

茶葉の耐寒色

早朝の気温は連日の氷点下・・・立春を過ぎてから、真冬の寒さが戻ってきたようです。風が吹き抜ける通路脇の「やぶきた」には耐寒色の茶葉が目立ってきました。狭山茶の品質向上のために、寒い冬は大歓迎。「最長寒波の到来」の予報に期待を寄せます。一月は暖冬傾向だったので気を揉んでいましたが、「最長寒波の到来」の予報に期待を寄せます。早朝の気温は氷点下が続いており、良い塩梅。このまま春彼岸まで冬らしい気候が続いてほしいものです。

日本茶専門喫茶処「伍itsu」

日本茶喫茶のメッカ表参道にある日本茶専門喫茶処「伍itsu」へ行ってきました。オーダーしたのが萎凋香煎茶「つゆひかり」と高千穂産「みなみさやか」釜炒り茶。都会の喧騒を忘れる静かな雰囲気の中、店主の思い入れのある茶器で呈茶される、こだわりの日本茶と茶菓子を味わいます・・・ 時間がゆったりと流れます。

氷川丸とカップヌードル博物館

平塚市にある技術センターでの研修に参加する機会があり、久し振りに横浜に行ってきました。中華街で昼食、カップヌードルミュージアム、そして山下公園。係留されている氷川丸は以前、父が勤務していた船なので、必ず立ち寄ります。

香取神宮への参拝

日本三大神宮の一つ香取神宮・・・ 遅ればせながら、初詣に行ってきました。いつもながら鳥居をくぐり神社の境内に入ると、空気が変わるのを感じます。樹齢を重ねた木々のためか、あるいはパワースポットゆえの影響を感じるのか? 今年も息災で、真摯に茶業に取り組める一年でありますように。

大大阪お茶会

1月恒例の「第6回大大阪お茶会」が開催され、出店してまいりました。知り合いや関係者と旧交を温めたりと茶縁が一層広がりました。いつも感じることですが、関西地区では白茶の需要が高いのでしょうか? 今回も『白瑠』『白瑠紺色』ともに完売しました。お立ち寄りいただいた方々、ありがとうございました。

琥白用むさしかおり ~ 大大阪お茶会に向けてPart2

微醗酵茶『琥白』用に「むさしかおり」仕上げました。今シーズン初めて使用する品種です。このロットは別格で、ナッツやシナモンといった内質を宿しており、使用するのを楽しみにしていました。大大阪お茶会では常時テイスティングを行いますので、ご来場の方は、是非ともご確認ください。

琥白ほうじ茶 2nd Ver. ~ 大大阪お茶会に向けて

今週末に開催の「大大阪お茶会」。プレミアムティーコンテストで五つ星を獲得した受賞した『琥白ほうじ茶』に仕掛っています萎凋香とロースト香の両者が楽しめるよう、。ローストの異なる「深炒り」と「浅炒り」の2種類を組み合せます。