朝日焼Shop&Gallery

久し振りに宇治市を訪れました

目的は朝日焼の宝瓶・・・6年振りの訪問です

 

【宇治橋三の間】

JR宇治駅から宇治橋を渡る途中に「名水汲み上げの儀」が執り行われる張り出しがあります。欄干の装飾金具の寂びた風情が冬枯れの景色によく似あいます。

 

 

【朝日焼Shop】

こちらの店舗は7年前から営業との事・・・ 前回の訪問は開設から間もない頃だったようです

 

 

【店舗前】

朝日焼ご当主の弟さんと記念撮影

 

 

【店舗内】

週末ということもあり店内には人が絶えません。インバウンド需要もあるようで、スタッフが英語で対応していました。

 

 

 

【宝瓶】

前回、ご先代の手による辰砂の宝瓶が展示してあり、その華やかな雰囲気が忘れられずにおりました。今回は見当たらなかったので、お尋ねしたら先代の女将さんが2点ほど持参されました。話によると、辰砂は思うように染まらなかったり、他の器に色が飛んだりと、取り扱いがとても難しい釉薬で「辰砂は身上をつぶす」と言われるそうです。また外観が現在のものとは異なり、胴の絞り込みが弱く、ふっくらとした形状になっています。これは以前の外観を復刻させたものとの事。チャレンジ精神にあふれた方だったのでしょう。興味深いお話を拝聴することができました。

 

 

狭山茶専門店 備前屋  清水敬一郎