今年の耐寒色

今年の耐寒色の状況です

 

狭山の茶畑では真冬に茶葉が赤紫色を帯び、これを耐寒色とよびます

 

【やぶきた園】

通路沿いの最も耐寒色が顕著な茶畝

 

 

【やぶきた】

茶葉の縁から中心にかけ耐寒色が広がります

 

 

【やぶきた Part2】

ほぼ中央の葉脈近くまで赤紫色になってきました

 

 

【やぶきた Part3】

さらに進行すると、耐寒色に染まった部分が白色に変わっています。色素が抜けるのでしょうか?

 

 

【ゆめわかば園】

今年は「ゆめわかば」も耐寒色になっていました。やはり通路沿いにある畝の、しかもごく一部分にだけ生じています。ちなみに「ふくみどり」をはじめ、他の品種には発生した様子はみられません。

 

 

【ゆめわかば】

「やぶきた」に比べると、ずっと軽度です。埼玉県茶業研究所によると、今年の1~2月は低温だったものの、基本的には暖冬傾向のだったそうです。それでも「ゆめわかば」に発生したということは、それなりに厳しい冬越しだったのでしょうか。狭山では「耐寒色が発生した年には良質の新茶ができる」と伝えられています。酷暑と厳寒、大きな気温差に耐えてきた茶葉は、おそらく鮮やかな萎凋香を発揚させてくれることでしょう。彼岸すぎまではこの寒さが続き、4月からは暖かな春を迎えたいものです。欲を言えば、もう少しお湿りが欲しいところです。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎