『琥白Platinum おくむさし』

『琥白Platinum おくむさし』の仕上げを行いました

 

昭和37年に農林登録された埼玉県で2番目の登録品種・・・

 

【仕上げ】

摘採は5月15日と極めて晩生の品種です

 

 

【火入れ】

とにかく葉肉が厚い品種です。火入れには4時間以上を費やしました。

 

 

【仕上がり外観】

いつもながらクルリンとしたチップが可愛らしい・・・

 

 

【茶殻】

葉肉が厚いためか、褐変がほとんどない美しい茶殻

 

 

【水色】

抽出液の濃度は薄いものの、味の濃度はMAXに近い。令和4年産の「おくむさし」に比べると、水色が全く違います。抽出液の色もさることながら、味は全くの別物です。この3年間、葉肉の厚いこの品種の特性を生かすべく、醗酵の条件を様々に探ってきました。今年度産「おくむさし」は融通の利かないほどに、極めて硬質の味わいを示します。少々の事ではびくともしないほどに濃厚ながら、角の取れたまろやかな内質は典型的な狭山煎茶に通じる風味です。火入れ工程から さほど時間がたっていないので、まだ火が暴れているように感じます。あと数日もすれば火が落ち着き、本来の香味が楽しめることでしょう。そんなところも典型的な狭山品種と感じてしまいます。ひいき目でしょうか?

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎