シングルオリジンティー『琥白ゆめわかば』 ~ 喫茶来に向けてPart2
所沢お茶フェス『喫茶来』が今週末より始まります・・・

シングルオリジンティー『琥白ゆめわかば』が仕上がりました

【外観】
入間市上谷ヶ貫にある、市川喜代治氏の圃場から産出した生茶葉を用いた微醗酵茶です。埼玉県茶業研究所では、「ふくみどり」と並び、狭山上級茶部門を担う品種と位置付けています。

【茶殻】
茶葉の縁に現れた赤い部分が、日光萎凋と醗酵の効果を物語っています。

【水色】
黄金色より少々黄色みが強く、淡い水色
【パッケージ】
『琥白』はハサミ摘みの微醗酵茶を合組します。今年度は「ふくみどり」「ゆめわかば」「さやまみどり」「ほくめい」「むさしかおり」「かなやみどり」の6品種が集まりました。主体は「ふくみどり」で、次に高いシェアを誇るのが「ゆめわかば」です。「ふくみどり」は端正で軽やかな萎凋香を持ち、全ての品種との相性が良い優等生品種。一方、「ゆめわかば」は個性的な香味をもち、わかりやすい萎凋香を主張します。私は「おてんば娘」と表現していますが、アピール上手な品種です。備前屋ブースでは、琥白とならんでテイスティングいたしますので、ぜひ感想をお聞かせください。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎
