『喫茶来』用釜炒り製緑茶

11月1日~3日に開催される所沢お茶フェス『喫茶来』用の仕上げに仕掛かっています

 

日本茶AWARD審査員奨励賞を受賞した「釜炒り製緑茶ふくみどり」・・・

 

【仕上げ】

醗酵を伴わない釜炒り製緑茶は、微醗酵茶に比べ萎凋発揚に時間を要します。その分 水分含有率が減少するため、殺青・揉捻工程での制約が多く、大柄な外観に仕上ります。

 

 

【外観】

微醗酵茶に比べ茶葉の色は緑色に近く、緑茶らしい風情の外観が現れます

 

 

【水色】

黄金色よりさらに黄色味が強く、淡い濃度の抽出液です。口に含むと釜香が鼻腔を支配し、余韻に ほのかな萎凋香が響きます。口中には穏やかで温かみのある味が残り、ある種の緊張感を伴う微醗酵茶とは、明らかに異なる風味です。このような内質が、コンテストの審査にて評価されたのでしょうか?

 

 

【パッケージ】

『紫にほふ釜炒り製緑茶ふくみどり』として販売します。所沢お茶フェス「喫茶来」では『紫にほふ』全てのラインアップがテイスティング可能です。微醗酵茶ふくみどりとの比較、あるいは煎茶ふくみどりとの嗜好の違いetc.を飲み比べてみてはいかがでしょうか。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎