雪の茶園

久し振りのお湿り、一年ぶりの降雪・・・ 

 

昼過ぎから霙混じりとなり、午後のひととき、綿菓子をちぎったような牡丹雪が舞っていました

 

【ふくみどり野木園】

茶樹には雪が載り、雑木林の枯れ枝も雪化粧。 道路から隔絶した場所にある茶園なので、静寂そのもの。

 

 

【ゆめわかば野木園】

雑木林の影響もあり、積雪はさほどでもありません。雪の上に顔を出している茶樹をみると、はさみを入れない野木園の特長が良くわかります。

 

 

【ゆめわかば茶葉】

狭山で栽培されている茶樹は冬の寒さと乾燥には強いと考えられています。それでも1月に一度降水があったきり、一ヶ月振りのお湿りです。雪は雨よりも水持ちが良いので効果絶大。しかも越冬する害虫も減ると言われております。なにより、先週末から春本番の陽気が続いており、新芽の動きが早まらないか、気が気ではありませんでした。4月に訪れるかもしれない寒波に耐えるためにも、春彼岸まではゆっくりと季節が進んで欲しいものです。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎