琥白ほうじ茶 2nd Ver. ~ 大大阪お茶会に向けて

今週末に開催の「大大阪お茶会」の準備に仕掛っています

 

今回の目玉の一つ『琥白ほうじ茶』・・・ プレミアムティーコンテストほうじ茶部門にて『★★★★★プレミアムティー』を受賞しました

 

【合組材料】

今イベントを前に、第2回目の再製を行いました。微醗酵茶の萎凋香を生かすため、ローストの異なる2種類を用意し、合組を行っています。左は浅炒り、右は深炒り・・・ 色合いの違いがお判りいただけますでしょうか?   外観以上に香気に差が生まれます。萎凋香とロースト香の両者が楽しめるよう、口合(くちごう = テストブレンド)を繰り返しながら理想的な合組を施しました。

 

 

【外観】

緑色のかった茶葉は浅炒り、茶色の濃いものは深炒りした部分です

 

 

【茶殻】

茶殻の色は『琥白』とさほど変わりません

 

 

【水色】

琥珀色に限りなく近い水色・・・『琥白』とは明らかに異なる抽出液の濃度

 

 

【パッケージ】

原材料はコンテストに出品したものと全く同じです。ただし、今回は品種によって「浅炒り」用と「深炒り」用に分けています。「さやまみどり」「ほくめい」は深炒り、「ふくみどり」「ゆめわかば」「むさしかおり」は浅炒りといった具合。肉厚の原材料はある程度焙煎に時間をかけないと、炒り塩梅が不十分になります。回数を重ねることによって、見えて来るものがあります。前回よりも内質が向上していることと思いますが、イベントでのテイスティングの反応が楽しみです。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎