霜の季節

連日、早朝の気温は氷点下を表示・・・

いよいよ武蔵野も冬本番を迎えつつあります

 

【はさみ台茶園】撮影:2024/12/16 7:17am

落葉樹の落ち葉が積もる「ふくみどり」茶園は降霜で真っ白に・・・

 

 

【野木園

野木園「ゆめわかば」・・・ 雑木林越しに、朝日のあたる場所以外は霜で覆われています

 

 

【ゆめわかば】

摘芯の済んだ茶葉に描かれた霜の具合が、何とも表情豊か・・・

 

 

【ゆめわかば茶葉】

均一に霜が降りた茶葉

 

 

【ゆめわかば茶葉 Part2】

風の影響なのか、それとも気流の関係なのか、降り方にムラがある茶葉。表情が様々・・・ 見ていて飽きません。

 

 

【ゆめわかば茶葉のドUP】

著しく白く見える部分には大きな氷の結晶が育っていました。霜の模様は霜の降り方というより、氷の結晶サイズによって生じるようです。午前7時、店舗軒先の気温は氷点下2度。茶園の最低気温は氷点下4度以下だったと思われます。昨今、夏の気温は40℃近くまで上昇するので、日高市でも年較差は45度に達します。萎凋香のメカニズムを解き明かした坂田完三先生によると、茶葉のストレスに対する耐性が強いほど萎凋の効果が大きい、とされています。それ故、この時期は降霜大歓迎。次の新茶期に向けて、武蔵野の真冬を感じさせてくれる、冬らしい季節の訪れを期待しています。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎