コミックコンベンション(East European Comic Con’24)
ブカレストで開催される ”Comic Con” に招待されました
サブカルチャーだけでなく、広く日本文化を扱うイベントです
【会場】
ルーマニア最大規模の施設、国立競技場が会場
【ステージ】
フィールドの一部にステージが組まれ、トークセッション、ダンス、コスプレ審査会etc. で賑わっていました
【イベント会場】
競技場の屋内通路がイベント会場となっており、コスプレを楽しむ人であふれています
【イベント会場 Part2】
10代~20代や家族連れが目立ちます
【イベント会場 Part3】
イベントは日本大使館・JETRO・JNTOが共催で、様々な日本文化紹介のコーナーが設営されています。職員の方々もご活躍です。
【イベント会場 Part4】
一目でオビワン₌ケノービーと分かる、コスプレーヤーに遭遇。雰囲気を振りまいていました。STAR WARSはこちらでも人気アイテムなのですね。ベーダ-卿も多くの部下を従えて参加していました・・・ 中年太りの体形が残念だったので、写真はパスしました。
【墨絵パフォーマンス】
様々な日本文化紹介コーナーが設営されています。彼はバルセロナ在住の芸術家で、大使館からの要請で出演されました。
【浴衣体験ブース】
折り紙、書道、浴衣など、様々な日本文化を体験する機会が設けられています。ボランティアスタッフが担当を務めているようです。
【日本酒試飲カウンター】
JETROによる日本酒体験コーナー
【日本茶コーナー】
日本茶は友人ミルチャ=ムレサン氏による設営で、宮崎県の一心園さんと備前屋が出店。所在地のPRに、埼玉県・川越市・入間市より観光用資料を預かり、展示・配布しました。
【備前屋ブース 】
こちらも主催者側で用意したパネル・・・ 今新茶期の手摘み時に撮影した、野木園「ゆめわかば」の新芽があしらわれていました
【備前屋ブース Part2】
スタッフとお手伝いをいただいたボランティアの方々。試飲は萎凋香煎茶『荒茶』と火入れ香煎茶『宮の尾』、微醗酵茶『琥白』、白茶『白瑠』の4種類をHOTとICEで・・・ 。ドリップ式サーバー、フィルターインボトルも全て主催者の用意で、持参したのは萬古焼急須と湯冷ましのみ。水は10ℓのボトルに入ったミネラルウォーター、硬度28の軟水で抽出も味も良好でした。
【備前屋ブースPart3】
ドリップ式のサーバーは複数の茶種を同時に呈茶するには、この上なく有効な茶器です。タイマーさえあれば、マニュアル通り、正確に抽出できます。お手伝いいただいた、ボランティアの方々にも好評でした。
【備前屋ブースPart4】
ルーマニアでは小学校から英語教育が始まるそうで、75%の人が英語を理解するそうです。「日本茶はいかが?」と呼びかけると、ほとんどの人が反応しました。一番人気のあったのは白茶『白瑠』。サンプルが払底しそうで、四煎まで使用しました。二番目は微醗酵茶『琥白』で、煎茶では明らかに『荒茶』が受けていました。火入れ香よりも萎凋香が好まれるようです。緑色の抽出液は見た目のインパクトがありましたが、渋味を敬遠する人が多いようです。飲んだ瞬間、思わず顔をしかめる男の子もいました。有料イベントにもかかわらず、週末3日間で約5万人を集めたそうで、日本文化に対する人気度の高さを実感しました。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎