手摘みゆめわかば微醗酵茶

手摘み「ゆめわかば」微醗酵茶の再製に取り掛かりました

製茶して以来、久し振りの対面です

 

【荒茶】

製造は5月7日、厚みを増した茶葉は濃緑色を湛え、見応えのある外観です。

 

 

【仕上げ工程】

緑色を帯びた茶葉がよくわかります。萎凋工程も良好だったようで、褐変もなく、仕上げ作業は手間いらずでした。

 

 

【仕上り外観】

今年度の手摘み「ゆめわかば」は4月中に釜炒りを二日間行い、5月初旬に蒸し製の煎茶を製造。さらに二日ほど間を置いてから製茶したのが、このロットです。葉肉が厚くなり、葉緑素もカテキンも充実し、萎凋にも醗酵にも時間がかけられるようになりました。見栄えは良好。さらに、従来の50%増しの火入れを施すことができるほど、外観・内質共に充実した、別嬪さんに仕上りました。昨今「ゆめわかば」は人気があるようで、前年度はシーズン中に完売してしまいました。今年度は蒸し製を控え、釜炒り製を主体に据えたので、余裕をもって販売することができます。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎