吉田山大茶会に向けて ~ 琥白ゆめわかば

今週末に迫った京都吉田山大茶会に向けて、準備を進めています

 

今年度産の微醗酵茶数点をお披露目する予定です

 

【ゆめわかば荒茶】

濃緑色の茶葉に混じり、太く、長い飴色の軸が目立つ荒茶

 

 

【仕上げ】

全て、手作業で行います。この後、火入れを施して完成・・・ 火入れ機からは甘美な香気がもれ伝わります。

 

 

【仕上がり外観】

淡い黄緑色だった生茶葉が萎凋・醗酵・製茶を経ると、紺色のかった濃緑色に姿を変えます。従来の「ゆめわかば」は褐色を帯びた緑色だったので、ひときわ鮮やかに感じられます。火入れ工程により、雑味と無縁の透明度の高い味に、一層磨きがかかりました。品種の持つ濃厚な萎凋味と香気が冴えわたります。これは、いままで経験したことのない内質です。今年の「ゆめわかば」は素晴らしい作柄に恵まれました。

 

 

【琥白ゆめわかば】

今回の目玉商品の一つに間違いありません。吉田山大茶会では『琥白』と並んで、常時テイスティングを行います。2つを飲み比べると、「ゆめわかば」の個性が分かりやすいことでしょう。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎