新茶初摘み ~ 釜炒り製ふくみどり

令和6年度の新茶摘採が始まりました

 

第一弾は雑木林脇「ふくみどり」野木園・・・ 釜炒り製微醗酵茶に加工します

 

【ふくみどり野木園】撮影:2024/04/25 7:04

通常だとゆっくりと摘み始める茶園ながら、今年は明らかに成長が一番早い区画です。雑木林が寒さよけになったのでしょうか?

 

 

【ふくみどり野木園 Part2】

夜明け前まで降り続いた雨が上がり、雑木林から日が差し始め、手摘み日和となりつつあります

 

 

【揺青工程】撮影:2024/04/25 15:44

台湾で学習してきた成果が反映されているでしょうか?

 

 

【醗酵中】撮影:2024/04/25 22:42

茶葉が黒みを帯び、発酵が進んでいるのが分ります。褐変は最小限に抑えられ「まずまず」といったところ・・・ 間もなく殺青に移行します。

 

 

【荒茶】

萎凋 → 揺青 → 殺青 → 揉捻 → 再乾工程と作業室には芳香が漂い、最終の乾燥工程では、濃度ある花香が乾燥機から溢れ出ます。久し振りに味わう鮮烈な萎凋香・・・ 作業室は、翌日一杯萎凋香に包まれていました。

 

 

【外観】

色彩の優れない下葉や飴色の軸がほとんど見当たらない、美しい荒茶が誕生しました。渋みのない、ドッシリとした味。なにより鮮烈な花香が嬉しい! 幸先の良い新茶のスタートとなりました。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎