琥白Platinum みなみさやか ~ 喫茶来 TOKOROZAWA TEA FES 2023に向けて Part 2
アッサム種の遺伝子を持つ「みなみさやか」微醗酵茶・・・
昨年開催の「ジャパン ティー フェスティバル」では好評を博しました
【みなみさやか手摘み】
茶樹は狭山品種に比べ背丈が大きく、一目で異国のDNAを感じさせる樹勢です
【合組工程】
今期の新茶では5月10日と11日に合計3釜を製茶・・・ 製茶方法を変えており、外観・内質ともに差異があります。香気が向上するよう、それぞれを合組みました。
【外観】
狭山ものに比べ カテキン含有率の高い品種ゆえ、昨年度よりも摘採時期を遅らせ、加えて醗酵時の温度管理を徹底することで より発酵度を上げています。ちなみに10日製は香気に優れ、11日は形状が優秀です。
【水色】
合組の成果が表れたのか、完全に黄金色の水色です。葉肉の厚さと相まって昨年の2倍以上の時間を費した長時間火入れを行いました。狭山品種による微発酵茶とは一線を画する趣き・・・ 渋みとは無縁のドッシリとした味・・・ 中国の強焙煎を施した烏龍茶を思い起こします。イベント会場でのティスティングに供します。感想をお寄せいただければと期待しております。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎