初釜炒り

蒸し製に引き続き、釜炒り製も始まりました・・・

 

とっておきの「ふくみどり」茶園の手摘み・・

 

【ふくみどり野木園】

こちらは雑木林の脇にある天然カブセの「ふくみどり」茶園で、午前10時頃までは日が射しません。

 

 

【ふくみどり野木園 Part2】

茶葉は明るい青緑色が美しい・・・

 

 

【ふくみどり新芽】

まだ一芯三葉になったばかり・・・ 生長芯には産毛が白く輝き、一際長く成長した軸に支えられた柔らかい新芽がチャーミング

 

 

 

【萎凋葉】

萎凋工程により、生長芯はますます白く、葉は濃い青緑色を増してきます

 

 

【外観】

相変わらず白毛が目立ちます。野木園ふくみどりの特長である長い軸はさほど目立っていません。4年振りの 台湾での学習成果が発揮できたと思います。

 

 

【水色】 

やはり台湾で学んだ 搖青 ≒ 醗酵工程を変えてみたところ、間違いなく 水色濃度が上がりました。また 味の濃度も改善されているようで、抽出液が喉を滑り降りるときのスムーズさといったら、「快感」のひと言!  一方で、搖青 ~ 殺青 ~ 再乾 のときに発揚していた青いフルーツの香気が感じられません。初めて感じる香りだったのに! ・・・ 乾燥工程の問題? それとも一時的なもの ?

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎