「金萱」緑茶 ~ 台湾春茶Part 3
台湾到着5日目、連続三日目の製茶は品種「金萱(きんせん)」の緑茶・・・
名高い品種ながら、製造に立ち会うのは初めてです
【金萱】
「硬枝紅心」を親に持ち「むさしかおり」の遠縁に当たるこの品種、愛嬌のある柔和なルックスをしています
【金萱 Part 2】
青心ターパンと同じく細長い茶葉で縁の鋸歯状のギザギザが目立ちます
【日光萎凋】
日光萎凋の開始、親子三代での作業となりました
【日光萎凋 Part2】
日本で使用している電波時計ゆえ、台湾では時差の調整が不可・・・ 現地時間では12時28分。気温・湿度ともに日本の新茶期よりも高めです。
【林文経先生と乾燥工程】
金萱は青心ターパンよりも澄んだ香気が印象的。端正で親しみやすい味もオシャレ! 台湾での栽培面積が多いのも納得です。
【社員の謝丁凱クン】
長生製茶廠では急速に事業が拡大しているようです。現在8人の社員がいるのだとか! ちょうど清明節の連休で皆さん帰省中のところ、市内に住む彼は製茶業務に携わっていました。幸い 英語による意思疎通が叶い、製茶作業のお手伝いの効率も上々、すっかり意気投合です。来年も一緒に作業することを約束して、帰国の途に就きました。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎