空からの旅風景
渡仏からちょうど一か月が経ちました・・・
今回の旅にはロシアのウクライナ侵攻による影響が及んでいました・・・
【ノルウェー海】撮影:2023/01/13 21:23(日本時間)SONY CyberShot RX100Ⅲ
前回はロシア上空を飛行する西回り航路でしたが、今回のパリ行き便は東回り。フライト時間は約15時間・・・ 前回より大幅に時間を要しました。
【ノルウェー海 Part 2】
飛行経路は 羽田 ~ アラスカ ~ グリーンランド ~ ノルウェー海 ~ パリ。高緯度の大圏航路ゆえ、完全に氷結した海が薄明に映し出され、この上なく美しい・・・ 南中している下弦の月が水平線 (?) の上に見えています。月の位置が低いこと!
【ノルウェー海 Part 3】撮影:2023/01/13 21:42(日本時間)
夏の白夜の正反対、昼間が極めて短い真冬の北半球高緯度地方。南下するに従い窓の外が明るくなってきました。まるで夜が明けたかのよう!
【オーロラ】撮影:2023/01/13 17:07(日本時間)
北極海に近いアラスカ上空を飛行中、憧れのオーロラを観ることが叶いました! 後から知ったのですが、一月になってから太陽の活動が活性化し、出現の条件が整っていたようです。刻々と姿を変える光の帯・・・ 肉眼ではグレーのかったグリーンでしたが、写真では鮮やかな青緑色に記録されました。主翼にオーロラが反射しており、大気圏のずっと高いところで発光しているのが判ります。外は氷点下60度の世界ながら、空調の効いた機内から観望できるとは夢のようです。
【天山山脈? 】撮影:2023/01/18 12:17(日本時間)
帰路はパリから南東に向かい、旧ユーゴスラビア ~ ルーマニア ~ 黒海 ~ 西アジア ~ 中国 ~ 羽田 とウクライナ・ロシアを避けるルート。出発が午後7時、夜間のフライトでした。目覚めると夜が明けており、青空の下に一面に広がる雪景色。彼方には山々が連なっています。場所は中国西北方面ゆえ「ひょっとしたら天山山脈かも?」とすれば「この遥か南方にはタクラマカン砂漠・・・ シルクロード?」と少々興奮気味に目を凝らしていました。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎