白瑠紺色 ~ Japan Tea Festival にむけてPart 3
白茶「白瑠紺色」を更新しました
香気を活性化するため、火入れを実施・・・
【火入れ工程】
台湾製焙茶機にて 直下火入れを行います。白茶は茶葉の表面積が大きく、熱の通りが良さそうに思われますが、120分以上もの時間を費やしました。
【火入れ後の外観】
一芯二葉摘みの白茶には出物がなく本来、再製の不要な茶種です。今回は香気の発揚と白茶特有の雑味のない味に磨きをかけるため、敢えて火入れを施しました。軽快な味が白茶の柔らかな萎凋香を一層引き立てます。国産品種でつくった白茶には緑茶風の青味のある香気を感じることがあります。火入れが白茶の内質向上に有効かもしれません。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎