琥白Platinum ~ Japan Tea Festival にむけてPart 2

今月末に開催される『ジャパンティーフェスティバル』に向けての準備にいそしんでいます

 

もともと紅茶中心から発展したイベントゆえ、醗酵茶が出展の主体です

 

【仕上げ】

手摘み微醗酵茶を合組した『琥白Platinum』は今回の目玉の一つ・・・ 4月28日製「ふくみどり」の仕上げ作業

 

 

【合組】

「ふくみどり」「ゆめわかば」「みなみさやか」「おくむさし」の4品種が栽培されている備前屋野木園。今回は「ふくみどり」2種類と「みなみさやか」の合組に決定しました。

 

 

 

【水色】

「ふくみどり」を2種類使用しているのはそれぞれの内質の差によるもの。四月中に摘採した芽の若い微醗酵茶は繊細な香気がお洒落、五月初旬のものは味とコクに驚くほどの力強さがあります。新芽の成熟度により、あたかも「別品種?」と感じるほどに個性の違いが生まれました。

 

 

【茶殻】

この2種類に、嗜好の全く異なる「みなみさやか」を組み合わせた口合(テストブレンド)を繰り返します。本日夕刻、今までにない『琥白Platinum』の完成にたどり着きました。

 

 

【合組外観】

「ゆめわかば」との組み合わせもテストしましたが、今ひとつ・・・ かな? 今回の3種類はそれぞれが全く交わることのない個性の違いが奏功したのでしょう。野木園の手摘みでは摘採時期や品種によって、これほどまでに差異が生まれるのも微醗酵茶の魅力だと実感しました。イベント会場にお越しの節は、是非ともテイスティングでお試しください。シングルオリジンティー「紫にほふ」や琥白との違いを確認いただけると思います。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎