Single Origin Tea ゆめわかば
「ゆめわかば」の再製をおこなっています・・・
このところ 蒸し製・釜炒り製を問わず、この品種への問い合わせが集中しています
【火入れ】
今回は煎茶で、火入れには「ほいろ」を用います。手揉み用の三分の二ほどのコンパクトサイズで処理量は上限7㎏。熱源には電気を使用しており 茶の香気を損なう心配は皆無。さらに試飲しながら最適な処理時間を見極めることが可能なので、少量の萎凋香煎茶を火入れするのに最適な道具です。使用頻度が高く、年間では100回に迫るほどの火入れをこなしています。
【処理済み】
備前屋に入荷するはさみ摘み「ゆめわかば」は入間市新久にある市川喜代治氏の茶園より産出します。彼の父親は「さやまみどり」を農林登録した元埼玉県茶業試験場長 太田義十氏に師事しており、親子二世代に渡って 萎凋香品種の栽培と萎凋工程を追求されています。茶園は狭山屈指の区画にあり、作柄も良好な今年は過去最高の荒茶が供給されました。「ほいろ」の火入れで味も萎凋香もレベルアップしているのは間違いありません。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎