廬山雲霧

久し振りの男子茶会、「廬山雲霧」をテイスティング・・・

名前だけは知っていたけれど、初めて味わう中国緑茶です

 

【廬山雲霧】

明らかに揉念工程を経た外観は艶やかで色沢のある茶葉・・・ 日本茶のように揉み込まれた外観には親しみが沸きます。深い緑色は廬山の木々を、雪のように鮮やかな白毫は雲や霧に見立てたのでしょうか? なんてお洒落なネーミングなのでしょう。

 

 

【抽出】

呈茶には蓋碗や茶瓶でなくグラスが用いられました。茶葉が湯の中で静かに しずかに開くにつれ、グラスの中をふんわりと移動を始めます。口に含むと濃厚な味・・・ 外観同様、揉念の効果を実感するしっかりとした味わいが広がります。香りより味を楽む緑茶のようです。煎を重ねても味の濃度は衰えることを知らず、「揉み」の効能を実感させられる 貴重な中国緑茶体験でした。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎