「ゆめわかば」の当たり年?~ 釜炒り製微醗酵茶
今年の「ゆめわかば」はちょっと違うかも・・・
蒸し製は手摘みも機械摘みも過去最高の品質でしたが・・・
【手摘み】
釜炒り製でも素晴らしい内質です・・・
【外観】
野木園手摘み 釜炒り製微醗酵茶、今季は3釜製造しました。こちらは4月30日製で最初の製造ロット・・・ さすがに香気が良い。それに加えて、雑味フリーの味が素晴らしい!
【水色】
濃度のある水色がうれしい!今季は醗酵の環境に気を配った効果が表れたのでしょうか。
【茶殻】
「ゆめわかば」は毎年出来栄えが変わり、内質が異なる不思議な品種です。今年はくどいほどの乳香が抑えられ、萎凋の発揚が際立っているのに加え、透明感のある滋味が素晴らしい。じゃじゃ馬のように奔放な香味が影を潜め、繊細で複雑な萎凋香が真っすぐに伝わります。それが蒸し製と釜炒り製のどちらでも味わえるのだから、やはり作柄かな?・・・ ゆめわかばは「当たり年」なのでしょうね。
【紫にほふ】
『紫にほふ釜炒り製微醗酵茶ゆめわかば』として仕上げ作業中です
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎