最後の仕上げ~釜炒り製緑茶

紫にほふ釜炒り製緑茶の受注が好調です・・・

 

最後のストックに手をつけました

 

【火入れ】

Japanese Tea Selection Paris に出品したので大切に使用してきたのですが、荒茶の残りは500gほどになっていました。

 

 

【火入れ中】

萎凋に手間と時間がかかるため、今年度は1ロットだけの製造でした。微醗酵茶に比べ味がアッサリ傾向ゆえ、思い切って通常の3倍もの時間を火入れに費やしました。

 

 

【仕上り】

白毛が潤沢な品種「ふくみどり」を4月中に手摘みした原葉を使用しているため、シルバーチップが目立ちます。屋内萎凋にとんでもない時間を割いたため、明るい緑色の茶葉が緑茶であることをアピールしています。長時間火入れにより香味共に濃度を増し、令和3年度の最後を飾るにふさわしい釜炒り製緑茶になりました・・・ もちろん自己満足ではありますが・・・ 。

 

 

萎凋香専門店 備前屋 清水敬一郎