小学校での狭山茶講座

久し振りに 母校である小学校を訪れ、狭山茶の話をする機会がありました。

 

日高市では小学校三年生の社会科授業の一環で地元の特産品として、狭山茶が取り上げられています。

 

【昭和3年度埼玉県製茶産額番付表】

児童たちに一番伝えたいのは、狭山茶産地の真ん中で暮らしているということ。使用した資料の一つに、93年前の町村別茶生産額の番付表があります。現在の日高市高萩は「入間郡高萩村」として最上段に記載されており、当時から狭山茶の主産地であったのが判ります。

 

 

【感想文集と「みどりのしずくを求めて」】

当日は製茶工程の動画や画像、茶の淹れ方の実演を観てもらいました。また、地元出身の偉人である高林謙三翁の生涯を著した「みどりのしずくを求めて」の再販本を各クラスの学級文庫に寄贈しました。

 

 

【感想文】

先日、学年末ということで、児童87人分の感想文集をいただきました。丁寧に書かれた文を読んでいると、嬉しくなります。

 

 

【感想文 Part2】

今回の三年生は次の年度で高林謙三について学びます。日高市の小学校では郷土の偉人として4年生で翁について学んでおり、今の30歳代から下の若年層はよく理解しています。教育の力は偉大です。私の話はその橋渡し役となってほしいものです。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎