お茶まつり狭山茶品評会

埼玉県茶業協会主催「第66回お茶まつり狭山茶品評会」の審査会が開催・・・ 

 

青年団主催“ FGTC” 同様、狭山茶商工業組合の役員として参加しました

 

【煎茶外観審査】

前回が深蒸し荒茶なのに対し、こちらはオーソドックスな普通煎茶が対象・・・もちろん 一等一席には農林水産大臣賞が授与されます

 

 

 

【手揉み茶 外観】

第2部は手揉み茶部門、12点が出品されました。通常の品評会と異なるのは、出品財が全て同じ原葉(ハサミ摘み冷凍葉)を使用している事・・・ 手揉み技術を競う「競技会」の意味合いが濃いイベントです。若手の登竜門といえるかもしれません。ちなみに一席には埼玉県知事賞が授与されます。

 

 

【審査結果】

同じ原葉でも、外観はもちろん内質にも大いなる差が出るものです。ハサミ摘みにもかかわらず、普通煎茶の出品茶より太く・大きく・伸びやかで美しい外観・・・ 製茶機械任せでは決して実現できない魅惑的な形状。葉切れの少ない茶葉から抽出されるは 澱のない端正な滋味・・・ この製茶哲学と技術が継承され 市販茶にフィードバックされるなら、茶産地にとって この上なく素晴らしい財産になるでしょう。

 

 

萎凋香専門店 備前屋 清水敬一郎