新しい のれん

ひょっとして20年振りくらい?

 

暖簾が新しくなりました。

 

【新しい暖簾】

これまでの暖簾は(おそらく)1990年台に制作したもので、褪色が著しく かなり傷んでいました。大河ドラマ『青天を衝け』に登場した藍玉に触発されたこともあり、ほぼ四半世紀ぶりの新調です。

 

 

【甕印】

シンボルマークは弊社に伝わる木彫りの印から起こしたロゴで、前回のまま引き継いでいます。「武州高萩 お茶どころ 備前屋」~ 明治初期より狭山茶を商っていた証しであり、狭山茶専門店らしいデザインだと気に入っています。

 

 

【備前屋の印】

制作は川越にある紺屋さん。先代からの長いお付き合いの中、店舗内外の暖簾や様々な のぼりを紺・緑・茶・紅白etc. で染め上げてもらいました。今回の暖簾はオーソドックスな紺色ですが、生地は木綿ではなく「綿スラブ」と呼ばれる厚手で丈夫なものを使用。ちなみに染料には顔料を用いたそうです。真西に面した店舗ゆえ、褪色を防ぐための西日対策を施しました。

 

 

萎凋香専門店 備前屋 清水敬一郎