「ゆめわかば」微醗酵茶

「琥白」の製茶が最盛期を迎えています。

 

昨年、タイミングが合わずに製茶できなかった微醗酵茶「ゆめわかば」・・・ 今年はすでにオーダーが入り、失敗が許されない状況です。

 

【ゆめわかば摘採】

入間市上谷ヶ貫にある市川喜代治氏の茶園。他に比べ 茶葉の色が濃く、光沢のある品種です。

 

 

【日光萎凋】

気温も風も上々のコンディション。直射日光を求め、萎凋場一杯に広がる生茶葉。提供されたのは100㎏・・・ 6畳敷きのゴザ×3枚+α で何とか収まりました。

 

 

【萎凋葉】

他の狭山品種に比べ、萎凋の進行がゆっくりに感じ「ふくみどり」の倍以上の時間を要します。濃厚な香気が漂います。

 

 

【荒茶】

きれいな一芯三葉で摘採してもらったので、美しい外観の荒茶が完成しました。普段は気づかなかった白毛が目立ちます。殺青温度を高めに設定したためか、透明感のあるのど越しと品種固有の華やかな萎凋香が響きます。日本茶ドキュメンタリー映画「ごちそう茶事」のオフィシャル商品に使われる予定です。

 

 

萎凋香専門店 備前屋 清水敬一郎