耐寒色が発生
待ちにまった(?)耐寒色が現れています。
年が明けてからは暖冬気味の今年、例年通り茶葉に耐寒色が目立ってきました。
【やぶきた野木園】
耐寒色とは真冬 茶葉が赤紫に色を変える現象で、寒冷な茶産地 狭山ではほぼ毎年発生しています。特に「やぶきた」に顕著です。
【ゆめわかば園】
この品種の野木園では未発生ながら、ハサミ台に均した畝では色を変えています。
【ふくみどり園】
ゆめわかば同様、こちらもハサミ台では発生。
【やぶきた】
ここまでの耐寒色は昨年には見られませんでした。静岡の友人は「耐寒色は葉緑素を減らすことで活動を抑え、茶が休眠状態になるのではないか」と指摘しています。狭山では「耐寒色の発生した年の新茶は味が良い」と伝えられおり、これで茶園の冬越しに関しては一安心です。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎