萎凋香品種のオールスターゲーム「春のお茶」

立春をすぎ、今期最後の季節商品を仕上げました。

夏の「荒茶」から始まった季節商品のアンカーです。

 

【春のお茶 外観】

原材料の中心は萎凋香の「やぶきた」で3品を使用。さらに「ふくみどり」2品、そして「ゆめわかば」と「むさしかおり」が1品づつ・・・ 4品種、合計7種類の荒茶を使用しています。まるで狭山萎凋香品種のオールスターゲームのよう。もちろん それぞれ単品で仕上・火入れを施してから合組みます。

 

 

【春のお茶 水色】

備前屋の季節商品は 荒茶→ 秋新茶 → 炭火入れ狭山茶 → 正月新茶 → 春のお茶 と続きます。狭山では春を迎え、熟成が最高潮に達したときに生まれる香気を「もどり香」と称します。季節商品の最後を飾る「春のお茶」は「もどり香 萎凋香煎茶」と呼びたいものです。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎