# 急須チャレンジ
SNS で「~チャレンジ 」というリレー投稿がブームなのでしょうか・・・
紅茶インストラクターの友人からインスタグラム「# 急須チャレンジ」というバトンが回ってきました。
【朝日焼 宝瓶】
「♯ 急須チャレンジ ~ お茶で世界が笑顔になりますように」という趣旨だそうです。どれにしようかな・・・ と考えるまでもなく朝日焼の宝瓶を選びました。茶飲み≒ 試飲の私にとって宝瓶は仕事の相棒であり、中でも特別な存在なのがコレなのです。
【朝日焼ショップ】
先年 訪れた直営店での様子。一口に「青磁」といえども個体によって色合いはまちまち・・・ 複数の中から本体と蓋のすり合せや 自らの掌との相性を確認し、一番腑に落ちた手前にある個体を頂戴しました。
【茶漉し】
表面積の広い雨粒型の茶漉しには小径の穴が百五十個! 適正な殺青には蒸し度を上げざる得ず 形状細かめの狭山荒茶を難なく抽出。さらに注ぎ口側の蓋置部分は幅が広く、茶殻をしっかりとブロックします。
【内部後方】
一方、茶漉し反対側には出っ張りが皆無・・・ 茶殻空けがスムースな事このうえなし! これらは先々代以前より継承されており「伝統」と誇ぶべき長所です。
【朝日焼 宝瓶】
猛禽類の嘴をイメージするほどに鋭く細長く立体的な注ぎ口は液切れが良く抜群の使い勝手を誇る反面、全体のフォルムは優美さすら漂わせます。機能にもルックスにも秀でたこの宝瓶、磁器製品ゆえ微醗酵茶にも紅茶にも寛容な優れモノです。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎