オルセー美術館
ルーブルに続いてはオルセー美術館を目指します。
ルーブル脇の庭園からはセーヌ川の対岸に望めます。
【オルセー美術館】
まだ午後3時半前だというのに 美術館に西日が隠れつつあり、パリが高緯度にあるのを実感します。
【オルセー美術館内部】
華麗に装飾されたかまぼこ型の天井が元駅舎だったことを物語っています。
【緑のスカーフの女】 カミーユ・ピサロ 画 1893年
壁紙の赤い柄、黄緑色のスカーフ、青いスカートの対比が目に飛び込んで来ました・・・ 印象に残る一枚。
【アニエールのレストラン・ド・ラ・シレーヌ】 フィンセント・ファン・ゴッホ 画 1887年
明るい色彩で おだやかに流れる空気まで描き出されたかのような心地良い絵・・・ 癒されます。
【ムーラン・ド・ラ・ギャレット】 ピエール=オーギュスト・ルノワール 画 1876年
木漏れ日の中、楽し気な人々の表情・・・ 端正に丁寧に描き込まれた ひたすらに美しい絵画。
【日傘の女】 クロード・モネ 画 1875年
真夏の陽光と強い南風・・・ 日傘の向きとスカーフのなびき方から、どちらの絵も画面右上方にある太陽と右から左へ吹き抜ける風を感じとれます。日本の盛夏なら 日差しも風も穏やかな風情の左側は午前中に、右の絵は昼過ぎに描かれたように思われますが、さてフランスの夏ではどうなのでしょうか?
【カフェ カンパーナ】
駅舎のシンボルでもある大時計の真裏に位置するカフェ・・・ 時計を背景にガラス越しに差し込む光が醸し出す 不思議な空間が広がっていました。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎