常滑焼の個展

常滑の作家 伊藤雅風展「茶を奏でる急須」が 開催されました。

 

会場の ギャラリー うつわノートへは、久し振りの訪問です。

 

【フライヤー】

古い洋館の落ち着いた風情の玄関ドアに掲示されていました。

 

 

【急須】

とても人気のある若手作家で、前回の個展では奈良在住の友人が駆けつけました。今回の個展に合わせ、200点もの作品が準備されたそうです。

 

 

【湯冷まし】

朱泥、白泥、焼き締め、藻がけ、火だすき・・・ バラエィー豊かな サイズ・かたち・色合いの器が展示されており、食指をそそられる事このうえなし・・・。

 

 

【ふじかおり茶席】

川根産「はるみどり」、朝宮産「香駿」、藤枝産「ふじかおり」釜炒り茶・・・ 青鶴茶舗の茶と出品者の作品による茶席が用意されていました。この品種の釜炒り製は久し振り・・・ 香気が冴え、素晴らしい味わいでした。

 

 

【白泥湯冷まし】

100㎖ほどのサイズ。抽出液の状態が確認できる材質なので、蓋碗や宝瓶とペアで「茶海」として使用できるかもしれません。

 

 

【白泥湯冷まし高台】

昔、琵琶湖の湖底だった場所から採掘した土で制作したものだそうです。陶土にガラス状の鉱物がふくまれているようで光の加減により、白い肌合いが美しく輝きます。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎