琥白の合組
今年度産の原材料に切り替わって一ヶ月が経過・・・
例年以上に琥白の動きが活発です。
【合組開始】
琥白は全て荒茶単品ごとに仕上げ・火入れ処理を施し、合組を行います。クラフト紙に微醗酵茶単品仕上の山が7つ・・・
【合組終了】
茶は品種や栽培地によって香味・萎凋香の発揚が大いに異なります。今回は「ふくみどり」4品に「ほくめい」「さやまみどり」「むさしかおり」を1品づつ、合計7品を使用・・・ 琥白の完成です。
【合上り品】
「黄金比」と呼ぶには大げさだけれど、使用する茶それぞれの個性を損なうことなく全体の調和を図るため、合組に携わる者は自らの仕様・定義(例えば 品種ごとの合組比率etc.)を持っているもの・・・ 合組により 各人の主張が製品に具現化します。
【水色】
今年度は製茶工程の一部を見直したので、形状も色沢も水色も以前とは様変わり・・・ したつもりです。特に抽出液の濃度が上がったので、浸出時間の調整が必要かもしれません。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎