琥白 釜仕舞い
琥白の製茶が全て終了しました。
手摘み・乗用摘採ともに前年度を上回り、微醗酵茶の生産量は対前年比6割増でした。
【日光萎凋】
特記事項は3年の間をおいて夏芽による製茶が復活したこと。そしてこの日、入間市新久産「ふくみどり」で釜仕舞いとなりました。
【屋内萎凋】
薄曇り ~ 薄日を行ったり来たりの天候で天日に2時間ほど晒してから屋内萎凋へ・・・ 生茶葉が傷まず、まずまずの状態で萎凋 ~ 揺青 ~ 殺青 へと進みます。
【外観】
私の知る限りにおいて、この茶園は茶産地狭山でもトップクラスの「ふくみどり」向き区域にあります。夏芽にもかかわらず色変わりした下葉が極めて少ない上 シルバーチップが潤沢・・・ とても豊かな表情をしています。
【水色】
手摘み「ふくみどり」から始まり夏芽「ふくみどり」にて終了・・・ 延べ16日間の釜炒り作業でした。籠・ゴザは天日干しの上、片付け完了。残るは茄歴の収納、製茶機械の手入れ、そして作業場の清掃・・・ 来年まで休息に入ります。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎