茶園では耐寒色が発生したやぶきた種が散見されます。

 

日中はすっかり春本番の今日この頃･･･ 振り返れば例年になく温かい冬でした。

 

【耐寒色】

冬の厳しい狭山では茶葉が赤紫色に変色することがあり、茶葉の耐寒色と呼んでいます。暖冬にもかかわらず 場所によっては発生が確認できました。やはり寒気が通りやすいのでしょう、通路沿いの畝で発生頻度が高いようです。

 

 

【耐寒色 Part２】

耐寒色は人間でいえば凍傷に当たる症状だそうです。ふくみどり、ゆめわかば、おくむさし、みなみさやか では確認できなかったので、やぶきたが最も寒さの影響を受けやすい品種なのでしょうか？

 

 

【耐寒色 Part３】

ほぼ半分が変色した茶葉。全面が変色する年があるものの、今年はこれが限界か？

 

 

【耐寒色 Part４】

ハート型の茶葉をみつけました。外縁から変色するのは通常の茶葉と同様です。

 

 

狭山茶専門店 備前屋　清水敬一郎