年末・年始の木星と土星
年末 日没後の西天を賑わした二大惑星の接近、年明けの状況を追いました。
惑星と名付けられるだけあって、動きが素早い星だと実感しています。
【日没後の西天】撮影:令和3年1月1日 17:57、 機材:ニッコール50㎜F1.2
地平線まで雲一つない快晴の夕暮れ・・・真冬の関東平野は 晴天率抜群・・・ オレンジ ~ コバルトブルー ~ 濃紺 、夕空のグラデーションが美しい。
【木星と土星】撮影:令和3年1月1日 18:05、機材:ニッコール180㎜F2.8
木々のすぐ上が土星、左上が木星です。地球から近い太陽系の惑星は星々に対し西から東へ位置を変えます。
【木星と土星の最接近】撮影:令和2年12月21日 18:40 、機材:高橋製作所FC-50望遠鏡 口径:50mm fl. ≒ 3,000mm
夏から秋にかけて南天に望めた二大惑星。年末、西側に位置していた木星が土星に追いつきます。画像では木星のガリレオ衛星と土星の衛星タイタンが捉えられました。最接近日前後、肉眼では一つの星にしか見えませんでした。このような天体ショーがあると、宇宙の奥行きを実感することができます。
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