世界お茶まつり2019 Part3
「熟成を楽しむ~究極の熟成茶、プーアル茶とは」・・・
「世界お茶まつり 2019」のセミナー・・・ 私にとってのメインイベントです。
【様々なプアール茶】
萎凋香ばかりを追いかけている私にとっては未知の領域にある茶です。世界的に脚光を浴びている後醗酵茶=微生物醗酵茶の世界に足を踏み入れたいものです。
【プアール生茶 2015年製】
典型的なプアール茶?といった印象の固形茶。白毛に覆われた生長芯の鮮やかなこと!
【プアール生茶 2001年製】
同じ生産家のビンテージもの・・・ 完全にひと塊になっており、茶葉とは思えない外観。
【モダンスタイル 康磚茶2019年製】
板チョコあるいはカレールーのような形状の固形茶・・・ 道具不要で 取り扱いが良好な形状・・・ 良く視れば茶葉を固めたものであるのが判ります。とても味が良く、飲みやすい茶でした。
【老白茶】
プーアル茶は釜炒り製緑茶をベースに微生物醗酵させたものがスタンダードながら、これは白茶(!) を使用した贅沢なものです。香気がわかり易く、素晴らしい内質・・・ 特に「老白茶」ビンテージものは無茶苦茶に上質でした。
【坂田完三 先生】
セミナー講師は坂田先生・・・ 萎凋香だけでなく、中国茶全般のスペシャリスト。今回は後醗酵茶=微生物醗酵茶の体系や製法のレクチャーを受けながら、同時進行で多種多様な製品の拝見と試飲を楽しみます。いままで摩訶不思議だった「黒茶」世界の入り口に導いてくれる素晴らしいセミナーでした。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎