フレッシュ グリーン ティ コンペティション2019

秋といえば品評会の季節です。

埼玉県茶業青年団主催の品評会『フレッシュグリーンティコンペティション2019』の審査会が開催されました。

 

外観審査

出品茶に課せられる「よく蒸せた」という前提条件が通常の品評会との違い。茶商の立場から審査員として参加しております。出品点数は102点・・・ まずは外観審査から。

 

水色・香気・滋味 審査

外観 → 水色 → 香気 → 味 の順で4項目につき300点満点の減点法で審査を行い、一等一席には農林水産大臣賞が授与されます。写真では各テーブル毎に左より水色、香気、味の審査用出品茶と器具がスタンバイしています。

 

萎凋香の部

昨年より始まった萎凋香品評会・・・ 今回は16点がエントリー。「ふくみどり」「ゆめわかば」「さやまかおり」「おくはるか」「ほくめい」 etc. 新旧の狭山品種を中心に出品されており、外観を除く内質3項目で審査を実施します。すぐにそれと判るのは「ゆめわかば」・・・「ふくみどり」は品が良く大人しい雰囲気・・・「さやまかおり」は千変万化といった印象でした。葉傷みが目立った前年に比べ香気も味も格段に向上しており頼もしいかぎり。来年もぜひ続けてほしいものです。

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎