紅茶の荒茶
今年度産 紅茶の荒茶が入荷しました。
製茶は入間市上谷ヶ貫の増岡伸一氏の製茶によるものです。
【荒茶外観】
夏芽を使用しての製茶ゆえ、梅雨空を見上げながらの生産だったはず・・・ 低温による醗酵への影響が気がかりでした・・・ 様々な色の茶葉が混在し、ヌワラエリヤ産セイロンティーを思い起こします。
【水色】
抽出液は紅色が美しい・・・ 増岡氏製茶法 美点の一つです。彼の紅茶は蒸し機と精揉機を除いた緑茶用ラインから産み出され、温度と湿度の影響を受けやすい反面、安定した品質の製造が約束されます。紅茶需要がうなぎ上りの昨今、前年の100㎏増しで製茶をお願いしました。いつも通り『茜(あかね)』として再製されるまで、しばしの間 荒茶のまま休息してもらいましょう。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎