「神様からの贈り物 ~緑茶~」
江戸時代中期、狭山茶が復活して200年目の今年・・・
7月27日より8月4日まで、高麗神社にて「高林謙三展」が開催されました。
【高麗神社】
最終日も朝から容赦なく陽光が降り注ぎ、猛暑の一日でした。
【講演会】
この日は「お茶の健康科学 神様からの贈り物 ~緑茶~ 」のテーマで講演会が開催されました。講師は埼玉大学 菅沼雅美氏。内容は緑茶カテキンの著しいがん予防効果について・・・ 緑茶100ml.の緑茶カテキンはワイン一杯に含まれるポリフェノールの1,000倍以上だとか・・・ 埼玉大学は県立がんセンターとの交流が深く、効率の良い研究が進められたそうです。
【トークセッション】
終了後は講演内容に関する質問事項をもとに高麗文康宮司とのトークセッションが行われました。興味深かったのは埼玉スタディ・・・ この研究が煎茶主体の狭山茶産地=埼玉県でのデータに基づいて行われた事・・・ ほうじ茶etc.を飲用する地区よりも予防効果が明白だったそうです。蒸し製法はカテキンを有効に利用できる製茶方法との証明でもあります。ちなみに微生物醗酵茶との比較ではどうなのでしょうね?
【鎮守の杜 茶屋】
高麗神社客殿にしつらえた狭山茶喫茶、トークセッション終了後も賑いました。
【飲み比べ】
髙林式粗揉機製と他社製茶機械製の狭山茶飲み比べには多くのオーダーをいただきました。外観・抽出液の内質はもちろん、特に茶殻の比較で個性の差に理解いただけたようです。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎