狭山茶と高林謙三 展

製茶機械発明の祖 高林健三翁の功績をたたえる展示会が開催されます。

何と言っても展示の目玉は100年以上前に製造された本物の高林式粗揉機でしょう。

 

【高林式粗揉機】

偉業を顕彰するための銅像除幕式にて高林式製造メーカー「松下工場」より寄贈されました。写真は左より謙三翁玄孫 髙林博子氏、備前屋会長夫人 清水照子氏、玄孫 髙林薫氏、松下工場社長夫人 佐野日出子氏。翁に関係する子孫が会し、この上なく意義深いセレモニーとなりました。

 

【搬入作業】

寄贈された粗揉機は日高市資料館に展示されています。昨日 偉人伝会場の高麗神社に搬入されました。

 

【搬入作業 Part2】

貴重なオリジナルを傷めないよう製茶機械代理店に作業を依頼。

 

【粗揉機内部】

この粗揉機は松下工場の九州にあった出先機関に眠っていたもので、撚り手の一組や通風孔の網、内貼りの竹、排出口etc.は松下工場社長自ら「修理」してくれました。現存するのは数台のみという貴重な機械、撚り手の形状から松下工場にて保管・展示しているものより古い型式との事です。

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎