極品 白牡丹

とんでもない茶をいただきました!

白茶のビンテージです。

 

【極品牡丹】

先日行われた吉田山大茶会にお越しいただいた茶文化研究家 湯浅薫氏からの贈り物・・・10年前に製茶された貴重な白茶「白牡丹」です。

 

【外観】

芯芽は巨大サイズで、思わず見とれてしまうほどに とびっきり目立つ白毛・・・ 惚れ惚れします。「白牡丹」を喫するのは2度目。前回の茶葉は淡い茶色~ベージュの印象でしたが、これはコゲ茶~チョコレート色です。10年間の重みでしょうか?

 

 

【茶殻】

やはり芯の存在感が圧倒的です。ところどころに白いままに残っている部分があり、不思議な雰囲気。

 

【水色】 

白茶としては濃度ある抽出液から甘く ふくよかな香気が立ち上ります。口に含んだ瞬間に唾が湧き、少し焦げたような甘い香りが押し寄せ、鮮やかな味が後を追います。煎を重ねると穏やかに味が移ろい、四煎目からは快い渋味が添えられます。鮮度を重んじる日本茶ではありえない年代物・・・ 東西にも南北にも広い中国には実に多様な茶があるものです。これだけ芯芽が目立つ品種には興味をそそられます。

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎