日光東照宮
平成の大改修後、初めての訪問です。
春まだ浅い日光路、茶商組合のイベントが開催されました。
【日本茶業関東地区協議会】
関東一都五県の茶商工業者の定期総会は持ち回りで開催・・・ 前年は埼玉県、今年度は栃木県が主管です。
【想像の象】
小学校の修学旅行以来何度目の東照宮でしょうか? 今回初めて東照宮の禰宜さんに案内いただきました。
【三猿】
中央の「見ざる聞かざる言わざる」だけでなく、子ザルが生まれてから生長する過程がストーリーとして描かれています。
【陽明門】
東照宮といえばこれでしょう! 大改修が施されただけあって柱はまるで石材のよう。金箔も漆も全てのパーツがこの上なく鮮やか。時代が違うとはいえ、奈良・京都の社寺仏閣とは明らかに異なる風情を漂わせます。
【陽明門 Part 2】
「東照大権現」と書かれた額と左右の麒麟、竜の頭部と唐子の彫刻・・・ 儒教の影響が強いそうです。
【陽明門 Part 3】
陽明門の背後で北極星を中心とした北天の星々が日周運動の弧を描くCMがありました。つまり門は真南に正対しています。この日は薄曇りにもかかわらず唐獅子には陽光が射していました。塗料や漆は褪色が進むだろうし金箔も傷みが早いはず・・・ 大改修からさほどの時間を置かず、極彩色の陽明門を詳しい解説と共に見学できたのは この上ない機会でした。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎