お茶祭り品評会 審査会

「彩の国さいたま第64回お茶まつり品評会」の審査会が開催されました。

埼玉県茶業協会主催の品評会で品目は普通煎茶と手もみ茶の2部門からなります。

 

外観審査

出品点数は普通煎茶61点、手もみ茶19点でした。

 

水色審査

青年団主催の品評会と異なり普通煎茶部門ゆえ、澱が少なく比較の容易な抽出液です。

 

 

 

味の審査

拝見茶碗と茶漉しを用いた味の審査・・・ やかん 2個一組で、数グループが 数回に分けて注ぎわけます。公正を期する品評会ならでは抽出風景です。

 

香気審査

品種香、萎凋香、火香、葉傷み臭・・・ 様々な香気が感じられます。

普通煎茶部門 一等一席には農林水産大臣賞が授与されます。それにしても 64回目とは・・・ 昭和二十年代に始まり、多くの大臣賞を育んできた品評会・・・ 数多のドラマと悲喜劇を生み出してきたことでしょう。それは生産者だけでなく、入札販売会に挑んできた私達茶商にとっても同様です。平成最後の品評会かと思うと 歴史を感ぜずにはおれません。

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎