ミネラルウォーターの審査
『ジャパン・ティー・フェスティバル2018』 事務局より「天然水」のサンプルが届きました。
この中から当日使用する水とテイスティングラリー出品茶を選ぶのが趣旨です。
【名水6種類】
左より
名 称 取 水 地 Ph 硬度(mg/ℓ)
白神山地の水 青森県西津軽郡 6.6 0.2
樵のわけ前 鹿児島県垂水市 8.8 2
魚 沼 の 水 新潟県南魚沼郡 6.5 16
夢水氣(ゆめみずき) 北海道亀田郡 8.2 26.4
Mt. Fuji 静岡県沼津市 8.1 36
雪 花 水 群馬県利根郡 7.0 80.2
【拝見】
公平を期して、6種類同時に審査できるよう拝見茶碗による判定を行いました。
【水色】
資料茶は『紫にほふ釜炒り製ふくみどり』、思った以上に差が出ました。右から左にかけ硬度が高くなっています。水色に影響を及ぼすのは硬度だけではない、というのが理解できます。
【『白瑠』審査風景】
弊社社員と紅茶好き友人との三人で審査したところ、茶に合わない水に関しては一致したものの、ベストマッチについては見事なまでにバラバラ。「好み」というものが、いかに主観的なものか思い知らされました。これを日本全国40もの出展者が行っているのか・・・ どんな結果が出るのか興味津々です。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎